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他人に歯を移植することは出来る?
親知らずが上下左右で計4本しっかり生えています。
(うち1本は10年前位に抜いてしまいましたが)そろそろ成長してきた右上の歯を抜きたいと考えています。
ところで私の知人には骨、特に歯が弱い方がかなり居ます。
まだ全然若いのに。
20代とか30代とか。
毎朝毎晩磨いているらしいのですが、検診に行くと「殆どが虫歯です」と言われたそうです。
こういう人たちの為に、健康な親知らずを移植してあげることって出来るのでしょうか?
可能だった場合の条件として、通常の臓器移植と同じく、・生体情報が極めて酷似してる、適合している?
・抜いてからしかるべき措置をし(培養液とかに漬けるとか?
)、 あまり時間が経たないうちに移植する以上のような事が必要になってくるとは思いますが。
現状の医療の進み方から言って、可能なことなのでしょうか?
着手しなかっただけで、臓器移植より可能性・安全性共に高そうな感じはします。
もしそういった移植問題が民間の歯科医で解決できれば、健康な親知らずを抜歯する人に限っては、治療代が少し安くなるとか、お年寄りの方でも入れ歯などを使わずに済んだりとかしませんかね?
あと、乳歯の段階でその子どもが先天的に歯が弱いと診断された場合、永久歯との生え変わり時期に乳歯を保存しておいて、将来永久歯が失われた時に昔の乳歯を移植するのは可能でしょうか。
サイズ小さすぎて無理ッスかね?
質問多くて済みません。
どうぞ宜しくお願い致します。

質問日時:2009年02月28日 | 解決日時:2009年03月02日
ベストアンサー

歯の移植というのは、歯の周りについている歯根膜という組織と、アゴの骨が正常にくっつくことで、成功します。
ご自分の健康な状態の親知らずを、ご自分の歯のない所に埋めるという処置は、比較的成功率が高い処置法です。
ただし、歯のないところのスペースと、抜いた親知らずの大きさが合わない場合(親知らずの方が大きい)は、この方法は難しくなります。
ケースバイケースですが、何かを埋めるという点では、インプラント治療の方が安全、確実という事もあります。
他の所が駄目になった時の事を考えて、親知らずを取っておくという考えもあるのですが、他の所が駄目になるまで、親知らずを良い状態で、お口の中で保存できるのか?
という問題があります。
親知らずが原因で腫れたり、虫歯で神経まで届いていたり、変な方向に生えていて、または潜っていて、症状があるのであれば、早めに抜いた方が良いという事になりますので、「親知らずは将来の為に取っておく」という考えが、一概に正しいわけではありません。
抜いた方が良い親知らずを、ずっと取っておくことは決してよくありません。
本題ですが、自分の抜いた歯を保存しておいて、将来の為に使うというシステムはあります。
(ティースバンクといいます。
まだまだ一般的ではありません。
)冷凍保存をしておいて、必要な時に使うという方法です。
ご自分の歯ですから、拒否反応も起きにくいです。
他人の歯の移植については、色々クリアすべき問題がありすぎて、難しいでしょう。
他人に移植した場合、上記の歯根膜が「異物」と生体に判断され、歯が抜けてしまう可能性が高いのです。
もちろん臓器移植の場合も、新しい臓器は異物であると、自分の体が臓器を攻撃してしまいます。
その為に免疫抑制剤といって、体の自己防御能力を弱めるお薬を使います。
これは簡単な薬ではなく、副作用が勿論ありますが、そのリスクを承知の上で、生きるために臓器移植を行うのです。
話しを歯に戻すと・・・歯は大事で健康に大きく寄与しますが、臓器移植と比べて治療法は他に選択できるので、そこまでリスクを冒す必要がありません。
たかが歯、されど歯ですが、ここでは「たかが歯」という事になってしまいます。
他人の歯の移植は普及しないと思います。
乳歯は生え替わるときに、根が吸収されてしまいます。
そもそも根が無いと、歯は支えられませんし、根が無いと言うことは、歯根膜も無いという事です。

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