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長期間の咬合力に耐えるインプラント

長期間の咬合力に耐えるインプラントは、長期の臨床結果から次のように考えられています。

インプラントの太さと長さ

治療箇所 太さ 長さ
大臼歯部 4mm以上 10mm~12mm以上
小臼歯部 3.5mm以上 10mm~13mm
前歯部 3.25mm~3.4mm 12mm~14mm

極端に長いインプラントの使用は、血管や神経の損傷というリスクが極めて高くなりますので現在はあまり用いられません。
通常12mmあれば充分であり(インプラントの寿命から考えて)それ以上に長いものは必要ないという結論が出ています。

上顎の犬歯の場合、可能なら例外的に14mmぐらいの少し長いものを用いたほうが良いといわれています。

無理にインプラントを埋入すると

骨の状態が充分ではないとき

骨が細いのに無理に埋入すると、インプラントの周囲の骨の早期の吸収・脱落は避けられず、また歯肉の退縮等の審美障害も起こります。

ごく最近の研究論文では、インプラントの周囲の安定した必要な骨の幅は1mmではなく最低1.5mmといわれています。
もし歯を失った場所の咬合力から考えて4mmの太さのインプラントが必要なら1.5mm+4mm+1.5mmで合計7mmの骨の幅が必要になります。
骨の造成手術をしないで無理に細いインプラントを入れると、後々インプラントが折れる危険性があるので、適切なインプラントの太さが必要です。

骨の状態が充分ではないときは、かならず骨造成を行なわなくてはなりません。

インプラントの太さ・長さが充分ではないとき

GBR等の骨造成を行わないまま、細めのインプラントを埋入すると、インプラント体の破損が起こります。
インプラント体の破損が起こった場合、すべてを撤去し、骨造成手術をしたあとに、充分な太さのインプラントを再埋入するしかありません。

長期間の咬合力に耐えるインプラント