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治療を受けられる条件

  • 年齢制限は、おおむね20歳未満の方と80歳以上の方
  • 骨の状態の悪い方は、骨造成手術を行なう
  • 金属アレルギーの方でも治療は可能

インプラント治療は、多くの方を対象として行なうことができますが、万人がOKというわけではありません。
以下を参考に、もし気になる方は、医師に相談しましょう。

年齢制限

年齢の上限

高齢者ほど手術の傷の治癒は遅くなり、炎症や感染に対しての抵抗力も低くなるために、高齢者ほどリスクは高まります。
健康状態にもよりますが、健康な方でおおむね80歳~85歳前後が上限ではないでしょうか。

健康なら年齢に上限はないと考える研究者もいます。

年齢の下限

骨や歯の成長が止まっていない場合は、インプラント治療は行うことができません。
そのため年齢の下限は、成長の終了する18歳~20歳です。
それ以下の年齢にはインプラントは適用外となります。

骨の状態が悪い方

骨の状態が悪い場合には、GBRやベニアグラフト・サイナスリフトソケットリフトリッジエキスパンション・その他の方法で骨の造成をはかります。
今では、対応できないケースはほとんどなくなりました。

詳しく知りたい方は、骨造成が必要な方をご覧ください。

金属アレルギーのある方

インプラントに使われる「チタン」は、極めてアレルギーが少ない金属です。
インプラント治療は、アメリカだけでも1年間に100万本、世界なら400万本といわれていますが、治療後にアレルギーが出たという報告はほとんどありません(皆無ではない)

気になる方はパッチテストを

チタンは人体に無害といえますが、メーカーがチタン合金としてその他の成分を含有しているならその成分が影響することも考えられます。
インプラントメーカーは世界中に200社以上(国内だけで20社以上)あるといわれています。
そのためチタンインプラントと一口にいっても、チタン合金の組成はメーカーによる差があっても不思議ではありません。

金属アレルギーのある方で気になる方は、皮膚科でチタン塩を含めた金属アレルギーのパッチテストを受けることをお勧めします。

健康状態に不安のある方

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の方

骨粗鬆症の場合にも、骨の密度を高める術式の採用やハイドロオキシ(HA)インプラントの使用等の対策により治療は可能です。
しかしながら、通常の成功率が98%の場合に92%に低下するというデータもあり、多少の成功率の低下は避けられないようです。

また、骨粗鬆症の薬を服用している方は、一般歯科治療の際でもリスクはあるので必ず歯科担当医に相談してください
骨粗鬆症の薬として最も利用されるビスホネート製剤を3年以上服用している場合、抜歯や骨整形・歯周外科治療・インプラント等を行うと広範な顎骨壊死(がっこつえし)が起こることが近年報告されています。

顎骨壊死とは、歯の根元の骨が腐ってしまうこと。

糖尿病の方

重度の方は治療を受けられませんが、軽い糖尿病の方であれば問題ありません。
また骨と結合しやすいHAインプラントの使用もよいでしょう。
充分な食事指導を受け、医師からの指示を確実に守りコントロールすることが大切です。

肝臓疾患・心臓疾患・血液疾患のある方

重症の場合は治療が受けられませんが、程度にもよるため、主治医・担当医に相談すると良いでしょう。

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