インプラントと入れ歯(義歯)の比較
- 入れ歯は費用が安い一方で、手入れが面倒で食事に不都合が
- インプラントは噛む力が強いため、食事が楽しくなります
- 入れ歯を長期使用すると、インプラント治療ができなくなることも
俗にいう入れ歯は、取り外し可能なあごが付いた人工の歯です。
保険を適用できるものとされないもの(保険外のもの)があります。
入れ歯・義歯の特徴
入れ歯の特徴は次の通りです。
長所
- 作るのが簡単で早い
- 保険を適用できる入れ歯の場合、費用が安い
- 手術が不要
- 万が一壊れた場合でも、簡単に安く修理可能
短所
- 手入れが面倒
- 噛む力が弱い
- 異物感が強い
- 壊れやすい
- 審美性に欠ける(見た目が良くない)
- 虫歯・歯周病・残りの歯を失うリスクが高まる
入れ歯を入れると
入れ歯を入れると、食べるたびにいちいち外して洗う必要があり、また夜は外さなくてはなりません。
外したまま忘れたりするということも良く聞きます。
また、噛む力が弱くなるうえ、異物感から吐き気をもよおしたり、入れ歯が大きくなると顎の粘膜で噛む力を支えるようになるので歯茎を傷つけたり、痛くて噛めなくなる方までいます。
入れ歯をかけた歯は虫歯・歯周病のリスクが飛躍的に高まります。
入れ歯を若い時(40代以下)から入れていると、年齢を重ねてから顎の骨(どて)が無くなり、
入れ歯の難しい、噛めない義歯しかできない状態(難症例)になってしまいます。
場合によっては、顎の中の太い神経が露出し、入れ歯を入れていられなくなることもあります。
インプラントと入れ歯・義歯を比較すると
インプラントの優位点
- かみ合わせが安定し噛む力が強い
- 食べ物の味が失われない
- 見た目が天然歯に近いため美しい
入れ歯との違い
入れ歯を入れた場合の噛む力は天然歯の5分の1以下となるため、人によっては食事も美味しくなくなるでしょう。
残った歯に負担もかかり、残りの歯や顎の顎提(顎のどての部分)を消耗させ、やがてはトラブルを起こします。
一般的な入れ歯は、歯にかける金具が見えてしまうため、見た目も気になります。
インプラントは、入れ歯のように金具が露出しないため、審美性に優れます。
入れ歯を入れる場合の重要な注意事項
入れ歯使用時の骨の吸収により、インプラント治療ができなくなる場合も
入れ歯を入れていると、1年間に0.6mm程度ずつ、入れ歯の下の骨の高さ・幅が減少していきます。
これを骨の吸収といい、適合の悪い入れ歯を使用すると1mm以上になるケースも見受けられます。
長い間※に渡り入れ歯を使用している方は、インプラント治療が不可能なほど骨の吸収が起こっていたり、
大規模な骨造成術(2週間程度入院して、腸骨という腰骨を削り移植する方法)が必要になったりします。
※最初の骨の量や吸収量は個人差がありますが、大体6年から7年以上
もし将来インプラントにしたいというのであれば、入れ歯を入れずにインプラント診査・診断をし治療することをお勧めします。