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治療の成功基準

  • インプラントの成功基準は、学者や専門家により明確に定義されている
  • 成功基準に沿った治療ができる、医院選びを
  • 治療後のトラブルがないよう、自身のメンテナンスも大切

インプラントの成功率は飛躍的に向上していますが、失敗する例もあります。
どのような場合に失敗となるのか、成功とよべるのはどんなインプラントか、定義されている基準をご紹介します。

インプラントの成功と失敗

インプラントには失敗例としては、無理に細いインプラント体を入れて破損したケースや、手術したインプラントが早い段階で使えなくなり撤去した場合など、さまざまなケースがあります。
では、成功と失敗は何がそれを分けるのでしょうか。

インプラント治療の成功基準

インプラント治療には、明確な成功基準があります。
1998年に世界中のインプラント学者や、エキスパートがカナダのトロントに集まり、会議を行い定義されました。
この基準に満たないインプラント治療は失敗といえます。

患者・歯科医の両者が満足する、機能的かつ審美的なインプラント・上部構造

インプラントおよび上部構造は、有効に機能していて、かつ審美的にもデザイン・色調・形態が周囲の歯と調和がとれていなくてはなりません。
また機能性・審美性ともに患者・医師双方が満足している必要があります。

インプラントに起因する痛み・不快感・知覚の変化・感染の兆候がない

インプラント治療後に、咬むと痛い・歯肉が腫れる・膿が出るなどの不調があったり、他の病気を引き起こすような要因になっていてもいけません。

連結されていない個々のインプラントの動揺がない

連結していないインプラントの場合、他の歯と同様にしっかりと定着している必要があります。

1年経過後の年間の垂直的骨吸収が平均0.2mm以下

使用開始から1年経過後、インプラント体周囲の骨が、年間0.2mm以上溶けてはいけません。

医院選びと自己メンテナンス

重要な医院選び

すべての歯医者さんにおいて、満足のいく正しいインプラント治療が受けられるとしたら、基準は必要ないでしょう。しかし残念なことに、世界中でそうでない治療が起こっているのも現実です。
成功基準に満たないインプラント治療を回避するには、正しい医院選びが重要です。

メンテナンスも忘れずに

せっかく成功基準を満たすインプラント治療をしても、医師の指示を守らずに自身のメンテナンスを怠ると、結果的にトラブルにつながります。
定期的な検診と日頃からのケアがインプラントを長持ちさせます。