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インプラントの普及 Part2

前回のコラムで挙げられた『インプラント治療希望者の著しい増加の背景』について詳しく説明したいと思います。

一般的になったインプラント治療

意外に歴史のあるインプラント治療は、20世紀に入りオッセオインテグレーションインプラントが生み出され普及しました。
日本でも近年、その治療効果が広く認識され、歯を失ったらインプラントというまで希望者が増加しています。

インプラント治療希望者の著しい増加の背景

インプラント治療の希望者が今日のように増えた要因について、ひもといてみたいと思います。

固定性ブリッジに対する優位性

固定性のブリッジは自分の歯を削ることにより、虫歯や歯の神経を失うリスクが高まります。 また、歯にさらなる負担もかかってしまいます。

ブリッジによる治療と比較して、健康な歯を削る必要が無いインプラント治療を選ぶ方が増えるのは、当然といえます。

入れ歯に対する優位性

入れ歯には『不便』『噛む力が弱い』『見た目が悪い』『異物感がある』という欠点があります。
また、入れ歯をかけた歯は虫歯・歯周病のリスクが飛躍的に高まります。

入れ歯の代わりとなる(天然歯に近い)固定性の歯が求められ、長年研究された結果、今日のインプラントの普及に至っています。

インプラント治療の成功率の著しい改善

チタンオッセオインテグレーションインプラントの成功率は飛躍的に向上し、人工臓器としては異例の(10年経過後で)97%以上の成功率となっています。
成功率が向上したことで安心して治療に臨むことができ、それが今日のインプラントの普及につながっています。

従来の治療で使われていた、リンコーのブレードインプラントやバイオセラムインプラント等の成功率は50%未満でした。

天然歯とほとんど変わらない治療結果

インプラントは、天然歯に近い『機能』『審美性』をそなえるようになってきています。
歯を失った場合の治療方法として、もっとも天然歯に近いということについては間違いありません。

インプラントがいかに天然歯に近いといっても天然歯に勝るものではありませんので、健康な歯を大切にしましょう。

インプラント治療の認知度の向上

最後は、何といっても認知度の向上です。
インプラントの良さが一般に伝わったことで、今日の世界的なインプラントブームとなっています。

インプラントは発展途上・研究途上

まだまだインプラントは発展途上・研究途上にあります。
今後さらに研究が進み、天然歯とまった変わらないか、もしくはそれ以上の『機能性』『審美性』『安全性』『耐久性』を持つような歯が開発されるかもしれません。
そうなると、ますますインプラント治療は普及していくことでしょう。