インプラントの普及
- 長寿化に伴い、失った歯の治療が進歩してきた
- 日本でも治療効果が認識され、インプラント希望者が年々増加している
- 普及の背景には他の治療法と比較した優位性も影響している
歯の喪失と年齢の関係
長寿化の影響
歯の喪失は、年齢に大きく関係しています。
寿命が延びるほど、歯の喪失は比例して増加します。
寿命が延びて、歯を失う本数が増えてきた
アレキサンダー大王(起源前323年~356年)の時代の平均寿命は22歳、ジュリアスシーザーの時代(西暦1599年)で平均寿命は23歳と、18世紀以前の人類の平均寿命は30歳未満といわれています。
日本の江戸時代末期頃では32~37歳前後です。
天然歯は50年~60年は持ちますので、インプラントをする必要は、当時、ほとんどなかったでしょう。
寿命が延びた現代人にとって、失った歯の治療の重要性が高まってきました。
その結果、入れ歯やブリッジをはじめとした治療が一般的に行なわれるようになり、インプラントも進歩してきたのです。
インプラント治療普及の背景
統計によるとアメリカでは2000年~2005年までに毎年100万本以上のインプラントが埋入され、毎年12%程度の伸びを示しています。
今やインプラントはごく普通の治療法に
日本でもチタンインプラントの治療効果が広く認識され、インプラント希望者が年々増加し、歯を失ったらインプラントというまで希望者が増加しています。
このようなインプラントの希望者・治療件数の著しい増加の背景には、次のようなものが考えられます。
インプラント治療希望者の著しい増加の背景
- 固定性ブリッジに対する優位性
- 入れ歯に対する優位性
- インプラント治療の成功率の著しい改善
- 天然歯とほとんど変わらない治療結果
- インプラント治療の認知度の向上
次回インプラント治療の普及 Part2に続きます。
インプラントの普及