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歯を失うと!入れ歯の不自由さ

  • 入れ歯患者は多くの悩みを抱えている
  • 入れ歯の弊害は体だけでなく、精神面にもおよぶ
  • 自分の歯で噛むことは、心身の健康を保つことにつながる

歯を失った場合に、ブリッジができる状態なら、まだ自分の歯に近い状態が再現できます。
しかし一番奥の歯も失い、ブリッジでができず入れ歯になった時、その不自由さは並大抵ではありません。

入れ歯による悩み

大変使い心地がよく、問題のない入れ歯もありますが、多くの入れ歯患者は次のような悩みを抱えており、弊害もあります。

主な欠点

不自由・不便・痛みがある・噛めない、などです。
このような欠点により、残っている歯にさらなる負担がかかると、深刻な状況となる場合があります。
そのうえ入れ歯を入れると、口の中が汚れやすくなるため、念入りな清掃が必要となります。
また入れ歯が外れないように、他の歯にクラスプを掛けると、その歯に負担がかかり、歯周病になる場合もあります。
歯周病が劇的に進行すると、やがて歯は抜け落ちてしまいます。
入れ歯を入れることによって、さらなる歯の損失を引き起こすかもしれないのです。

クラスプ:入れ歯の部品の一つです。入れ歯を安定させるために、残っている歯に引っかける金属のことをいいます。
クラスプのない、柔らかいシリコン製の入れ歯もあります(保険適用外)

入れ歯による弊害

入れ歯による悩みは、栄養面ばかりでなく精神面にも影響します。
家族や人前で楽しい食事ができず、噛めない状態のままでいると、仕事上や付き合いなどにも支障がでて、極めて深刻な問題になります。
十分に食事ができないと、食べられない、楽しくないなどのストレスをかかえるため、肩こり・頭痛・吐き気・虚脱感・ドライマウス・ノイローゼなどの症状にも発展します。
さらにストレスが肉体をむしばみ、その人の生活や人生に、極めて重大な影響をおよぼします。
痴呆症や寝たきりなどの、深刻な精神症状につながる人も少なくありません。
歯がなく十分に満足な食事ができないひとは、歯があり十分に満足な食事ができるひとよりも、大幅に認知症が多いことが知られています。

歯が担う役割

歯を失った箇所をそのままし、何も入れないで放置すると様々なことがおこります。

歯が抜けてからの症状

噛み合っていた歯が相手を失うことにより、噛む刺激が無くなり伸びてきます。
歯が傾斜したり、歯に隙間ができます。
噛み合わせが狂い、顎が痛いなどの顎関節症になる可能性があります。以上のことが原因となり、さらなる歯の損失につながっていきます。

自分の歯で噛むことの効果

自分の歯で食事を十分に楽しめることは、心身ともに健康になることを意味します。
充分な栄養や水分、ミネラルの補給は、体力保持や健康保持につながります。
食べる、飲み込むという行為は、発音などの機能の低下防止となります。
食べるという行為が脳の血流増加を促し、脳を活性化、それにより認知症を防止します。
食べる楽しみは生きる楽しみにつながり、生活の質も向上、精神面での健康保持となります。
栄養面や、ストレスの軽減から免疫機能の低下を防止できます。
癌やその他成人病を防止します。

第三の歯

「自分の歯で噛む」ことができなくなった患者に対し、永久歯の代わりとなる固定性の人工歯根ができれば、飛躍的な咀嚼改善が期待できます。その研究が盛んになり、さまざまな経過をへて「第三の歯」現在のチタンインプラントが開発されました。